鹿児島県の薩摩半島南西部、東シナ海に面する枕崎市から千葉県へ患者搬送を行いました。昨年の東京、大阪、一昨年の横浜に続き今回は千葉県までの搬送計画でした。1週間前に、現地で事前カンファレンスを行い、本番に向けて念入りに準備を進めました。
本番当日。鹿児島から1400キロ弱/移動時間は24時間ほどを予定。十分な休息スケジュールを組み、ドライバーは３名体制で鹿児島を出発しました。車内では看護師による酸素吸入管理、服薬管理、介護士による食事介助（胃瘻）、排泄交換、体位変換などを行いました。患者様は夜間帯は傾眠傾向で安定したご様子でした。明け方の東名高速では富士山を望む事ができました。久しぶりに見た富士、やはり桜島より数倍大きいですね。
伊勢原JCTを通過し海老名SAで渋滞回避と朝食を済ませて十分な休息を取りました。予定時刻AM11:00に幕張周辺の目的地に到着する事ができました。到着後は看護引き継ぎを済ませ、ご家族に対面。ご家族より、新幹線・飛行機を使うことができない状態になり、諦めていた移動だった。しかし、こうして家族のもとに帰ってきてくれて本当に良かった。と、とても喜んでくださいました。私たちも、また一つ貴重な経験を積む事が出来ました。
この度はありがとうございました。
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