鹿児島から栃木県宇都宮市へ/長距離患者搬送。
公共交通機関での移動が厳しく、新幹線・航空機等も使えない事案でした。統合失調症、自閉スペクトラム症、特定不能のパーソナリティー障害等がある患者様の搬送を行いました。
身体的レベルは良好ですが、誘導的な会話や声掛けなどに敏感な患者様で、時折攻撃的になる可能性もあるかもしれないなど、非常に搬送中の空気感であったり、接し方など繊細な介助が必要な患者様の搬送でした。

患者様との関係性を築くために、入院中のご本人、病院担当者様と複数回面談を行い、患者様の性格や接し方など、事前に情報共有させていただき、ようやく搬送当日を迎えることができました。
食事等の介助や排泄等の介助は軽介助ですが、本人のペースに任せて食事をとっていただくと、むせ込みがあり、看護師による観察が必要な非常に繊細な搬送となりました。
弊社からは乗務員3名体制、看護師同行、鹿児島市内を出発し、翌日には到着いたしました。
大きなトラブル等もなく、無事に到着することができ、患者様の状態も良好で乗務員一同安堵いたしました。
非常にデリケートな案件のため詳細は控えますが、久しぶりに故郷に帰ることができて、ご家族様には大変喜んでいただき、お役に立てたことが大変光栄でした。

ハーネスケアでは専門的に精神的介助が要求される患者搬送も行うことができます。
利用者様の状態によっては、言葉遣いや所作など、そして接遇など最大限に配慮する必要があります。
これまでの搬送経験を生かし、故郷に帰られたい方、そして帰ってきてほしいと思うご家族様、このような移動をお考えでしたら、専門のスタッフがしっかりと対応させていただきます。
まずは弊社までご連絡いただければと思います。

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